中学を出ると共に働いていた

家の事情で夜間の定時制に進むことを決めた僕は、
昼間のバイト先を考えている真っ最中でした。

本当は、家が貧しかったので中学をでてすぐに働いて
家の助けをと考えていたんですが、母親に

{高校はお願いだから、でてちょうだい}

と泣き崩れられたので、

{じゃ、夜間の定時制に・・いくか}

と決めて昼間、働いて家を助けようと心の中で思っていました。

バイト雑誌やバイトのチラシを見ていると
地下の食品の肉屋{精肉}の部門の所を募集していて
これに決めてバイトの面接も受かり
そして、あっという間に初出勤の日になりました。

誰でもそうだと思うけど初出勤はすごく緊張をします。
だれが教えて、どんなひとがいて、どんな感じで
働くのか、すごく頭の中で妄想をしていました。

自分の勝手なシュミレーションは
なんの根拠もないけど、完璧だったと思います。

制服をきて初めて職場の方と顔合わせをしましたが
怖そうなおっちゃんと、あと口うるさそうなおばちゃんの二人でした。

同年齢ぐらいの人はいませんでした・・・。
不安を覚えましたが、

{だが、こんなことぐらいで負けてたまるか}

ともう闘志を燃やして頑張ることを誓いました。

最初は、『値付け』いわゆる値段貼りをやることになりました。
不景気でバイトの人数も減らしているせいか
社員さん2人にバイト1人の体制になっていました。

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